ハタマド マドカラヒカリ

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自分の人生の不思議

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昨日は、金沢 石川県立音楽堂ホールにて『高句麗伝説』コンサートが開催されました。 金沢に到着したとき、ふと空を見上げると、不思議な虹のような光の輪が、太陽のまわりにかかっているのを見、なんとも神秘的な時でした。 $秦 美穂子 のブログ 北陸の地で生まれた私は、子供の頃から、自分の中に、大陸と繋がる感覚があったことを感じていました。 小学生のとき、子供達で集まって『ねえ、子供が生まれたら、なんて名前つける?』と話していたとき、私は『春麗(しゅんれい)!』と言ったのを、今でも覚えています。 『みほちゃん、それ中国語?』と言われ、自分でも何故そう答えたかわからなかったのですが、自分では、それしかない!、と感じていました。 日本語の名前であれば、『春海(はるみ)』ちゃんでした。 春は、永く、辛い冬の季節を越し、ようやく迎える喜びの季節であり、ときめきの季節なのです。麗しの春、そして、春の海に、海辺に咲き誇る菜の花の黄色い風、光。それは私の命の中にずっと生き続けている光景であり、これからも消えることのない光景なのです。 また、私が子供の頃に自分で作った初めての玩具は、なんと『機織り機』です。ティッシュペーパーの箱と、毛糸と割り箸を使い、横糸を入れては、櫛でトントンと糸を寄せていくのが私の遊びでした。 そして『お船ごっこ』です。これはとても真剣な遊びでした。座布団を敷き、まわりは柵を作って、オールを厚紙でつくり、私の祖母は、強制参加で一緒に船を漕がせたのを覚えています。心は完全に大海原の真っ只中!!異国の地に向かう夢にあふれ、一緒にオールを漕がされた祖母はきっと困っていたに違いありません。海は危険であり、落ちると死んでしまうので、真剣そのものの遊びだったのです。 今思うと、本当に不思議です。私の名字は『秦』ですが、この性は中国大陸からの渡来人の名前であり、さらにたどると、シルクロード、そしてイスラエルへとつながります。秦一族は、イエスキリストの12使徒のひとりが祖先といわれ、後に『弓月君』として、中国大陸のほうへと移住したと聞いています。原始キリスト教の『景教』をつくり、宗教弾圧もあった時代、秦一族は、自由な宗教と仕事を許してくれる日本の天皇の存在に希望をみ、2万人ともいわれた一族でもって、日本へ渡ったときいています。土木建築、養蚕、機織、酒造りと得意分野は様々であったと聞いています。なにも学んでいなくても、命の中にある情報。生まれたときからある、感覚。 人間の内面には、経験したはずのないことが、脈々と感覚として受け継がれているのですね。。 今回、この金沢の高句麗伝説コンサートでは、このほかにも、あらゆる自分自身のことが、歴史の流れと重なるようにしてみえ、高校生を卒業して北陸を離れるまで一緒だった海の記憶が、さらに前の古代の記憶までへと繋がった、本当にすごいコンサートでした。 このようなコンサートを体験できるとは、思ってもみず、まだ衝撃と感動は続いています。


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