ハタマド マドカラヒカリ

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2020.10月 書道再スタート

ハタ書道

2020年10月から、ギャザリングプレイスで、(そうです。私がオフィスを借りている上の階に!)書道教室がオープンされたのがきっかけとなり、私は書道を再開しました。
書道教室の三橋さんから「え?書道されてたんですか?きっと自転車乗るようにしてすぐに思い出しますよ!」と言われた時、目の前がパッと明るくなった気がしました。そして思い立ったが吉日。書道教室に入会したんです。

私は10歳から確か17歳まで地元の書道教室に通っていましたが、それから筆を取ることはなく、実は結構辛かった経験ばかりが思い出され、挫折した思いが最後の記憶だったんです。決して段が取れなかったわけではなく、初等科教育免除までどんどん取ったのは記憶していましたが、あまり自分自身がその頃、自分の経験を深める事ができなかったのが思い出されます。

お手本を真似するだけに思えた書道、筆の手入れがうまくできず、物を大切にする事ができなかった事・・。
他の生徒が褒められると、自分がダメなように思えてならず気持ちが沈んでしまったりと、本当に悩み多き幼少時代でした。それでも毎週日曜日、朝6時半から(!!)始まる書道教室に、歩いて40分くらいでしょうか。一人で歩いて通っていました。冬の大雪の時でも必ず行ってました。今考えるととてつもない精神力に思えますが、当時は一人旅に出るような気持ちでワクワクして通ったのが思い出されます。

書道を書き始めると、自分の奥で止まっていた時間が流れだし、あの頃の私が感じていた悩みや苦悩を、今の自分がしっかり受け止め、答えを出していくような、そんな新しい時間が流れ始めました。

久しぶりに書く課題。思った以上に子供の頃の記憶は体に染み込んでいるもので、筆を運んでいると様々な事が思い出されました。

結構意外な自分の反応。それがとても面白かった10月でした。

読み:路(みち)は山裏(さんり)の樹よりも高く。 

意味:山の道は木々よりも高い


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