ハタマド マドカラヒカリ

Info

CD『熱誠』について

お知らせ|心模様作品との出会い

今日はあるCDを聞いたときの、衝撃の経験をここでお話できればと思います。

『熱誠』というCDで、演奏はいだきしん氏、イラン・テヘランで2002年2月に行われた、第17回FAJR音楽フェスティバルでの演奏のライブ録音です。実は私はこのCDを初めて聞いたとき、そして、しばらくずっとはこの音がとってもとっても苦手でした。聞いても聞いても、しばらくすると苦しくなってくるんです。聞くことに耐えられなくなるんです。ですので、CDを買ってはみたものの、そのまま聞くことは少なくなってしまっていました。

そんなある時ですが、いだきしん氏が演奏する海外コンサートがヨルダンであり、(確かヨルダンだったと思いますが、中東の国だったのは覚えています)ツアーに参加し、バスに乗って私達は長距離を移動中でした。そのバスの中で、この『熱誠』がかかったのです。きっと誰かがこのCDが好きで、バスの運転手さんに頼んで流してもらったのでしょう。
苦手なCDでしたが、仕方ありません。延々と続く中東の大地、何もない荒野を車窓に見ながら、延々と熱誠のCDを聞き続ける巡りとなってしまったのです。

バスの移動は何時間もありました。そして私はこの熱誠のCDをリピートで聞き続ける事になりました。皆は結構寝入ってしまったりして、同じ熱誠のCDがリピートで延々かかっていても一向に気にならない様子。私はというと、もう苦しくてイライラして、大変でした。さすがの私も考えました。『何がこんなに苦しいんだろう?何にイラついてるんだろう?』

熱誠のCDから流れる怒濤のような音、音、音・・・。音、音、音・・・。

当時の自分は本当に愚かものでした。ため息と共に『この方は一体いつまで弾き続けるんだろう』そんなふうに思った瞬間でした。

『ずっと、ずっとだ。』ハッと気がつきました。

『私はこんなに一切のブレなく表現し続ける事があっただろうか。この方の爪の先ほども、何か貫くなんてことが今まであったか? ないよね。 全然ないよね。 全然なかった私が、この方の演奏がわからないなんて、当たり前じゃない? だってそんなふうに生きたことなんて、これっぽっちもないんだよ。』

そう思ったと同時でしょうか、音がまるで光の洪水のように自分の胸のなかに、体の中に、怒濤のように流れ込んできました。『私もそんなふうに生きれるんだったら、生きてみたい!』自分の本音に気づいた瞬間でした。号泣と共に、今まではただただ苦しかった音が、体の中で燃える炎ように、閃光のように流れ込み、もう音に感動して涙があふれてあふれてなりませんでした。熱誠のエネルギーが全身に流れこむようでした。うちふるえるばかりの感動しかありませんでした。演奏のクライマックスでは、宇宙に花火でも上がるかのようです。光の華が宇宙いっぱいにあがるのを、一緒に喜ぶように感動し、一人バスの中で号泣しながら拍手しそうでした。何故これほどまでに素晴らしい音が、今までの私はわからなかったのでしょう。それはただ、貫くその狂気にも近いような気迫や真の強さ、真の美しさ、精神の気高さ、本物への畏怖でした。うわべの世界で何か物事をわかったつもりの、小生意気な意識が本物を前にしてもがき苦しんでいたなんて、なんて滑稽なんでしょうか。

『私もこう生きれるようになりたい。わかるように生きて行こう。 わからないですまされない生き方がある。自分の生きているこの位置からでいい、ちゃんと生きていきたい』という気持が生まれ、そのCDの音楽で感じたこと一つから、私の人生は大きな恵みをいただくことができたのです。

いだきしん氏の演奏は自分のありのままをわかり、わかることから、まるで羽化をしていくように心が変化、成長していく経験を、私はあまりに多くさせていただきました。このような経験こそ、今の時代にこそこれほど必要なことはないと考える日々です。皆様も是非この方のミュージックに顕れるご自身の本当のこころに、経験したことのない求めていた生き方に、ふれらる機会があればと願います。 こちらのホームページURLは実際の海外のコンサートの模様も見れ、御活動の様々な模様がよくわかります。

それでは、今日もここでお会いできました事、ありがとうございました。 秦美穂子

 


Contact

  • 03-5752-0670
  • メールでのお問い合わせ
ハタマド

〒154-0012
東京都世田谷区駒沢5-14-6 ギャザリングプレイス