ハタマド マドカラヒカリ

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秦のおもしろ起業話⑼

お知らせ|起業のおもしろ話

ロシアに行く前に大騒ぎになる

大変な状況だったにもかかわらず、行く事になったロシア。今までロシアという国に個人的には縁もなく、興味もなかったのですが、まるで啓示のように行くことになり、決めた参加でした。普通だったら、黙っていくのかもしれませんが、お金を貸してくれた人も、どっちみち知り合いですから、どうせ遅かれ早かれ、私がロシア行ったってことを知るに決まっています。なので怒るだろうとはわかりつつ、事前にその方には伝えることにしました。お金があるから行くわけではないこと、行くことになった経緯も含め正直に話ました。笑ってしまいますが、その時の私にはそれができる最善のことだったんです。
そして、予想どおりの事が起こります。その方はまたもや私の両親に電話をし『知ってらっしゃいますか?あなた方の娘はロシアに行くんですよ?!私にお金も払えてないのに!』
両親は真っ青になって謝ったそうですが、私にとっては両親には関係がないはずなんです。両親ですからそりゃあ心配します。『お前、ロシア行くってか?何を考えてんだ?そのお金でYさんに借金返しなさい!お前それでも人間か?』とまで言われました。私にはちゃんとした筋道がありました。私は両親が思っている以上に人間なんです。でもここは議論の余地のないところでした。私はお金を貸したYさんには一言だけ申し上げさせていただきました。『私は必ず貴方にお金を返しますし、返せるようになります。全額返したとき、でも貴方は一つだけ必ずしないといけない事があることだけはわかっておいてください。それは私の両親に謝ることです。お金の事は両親は関係がありません。私と貴方の間のことに、私の両親に電話をかけまくった事は必ず本人達に謝ってくださいね。』と。でも、結局Yさんは両親には謝りませんでしたけど。

そしてロシアに行った私とMさん

ロシアは不思議なところでした。Mさんと一緒にバスでロシアのあちこちを巡るのは、何とも不思議な縁だと感じ、ものすごく感慨深い旅でした。まあ、心がしっちゃかめっちゃかになることばかりだった、このところでしたので、しばしロシアの自然を感じながら、ぼーっとバスの車窓からロシアの大地をみては、ああー、なんでうちらはロシアにいるんだろう・・なんて思ったりしていたんです。











ロシア高句麗伝説コンサートで突然起こったこと

コンサートが始まり、第一音、シンセサイザーの音がドーンと鳴った瞬間でした。鳴ったと同時に私の目からは涙が瀧のように(!)流れ続けたんです。驚きました、、という言葉でも足らない衝撃的な経験が突然に起こったのです。音がなった瞬間、その瞬間の体感を言葉にするならば、圧縮された愛のカプセルにドカン!!といきなり包まれた体感でした。いきなり全部『愛』。いきなり全部が愛になり、抱きしめられ、凝縮された愛のエネルギーに突然全身包まれたと言って過言でなかったと思います。それしか言いようがありません。瞬間なんですが、事細かに今もあの瞬間のことを覚えているのですから、不思議です。
コンサートは時間を感じることなく、あっというまでした。何度もアンコールの拍手が起こり、夢中で拍手し続けました。
あのロシアコンサートで、私の人生はまた大きく変わることになったのです。

コンサート後にわかった、ロシアに来た意味


コンサートが終了し、日本へと帰りました。この経験が何だったかを、帰ってからわかったんです。
日本に帰ってきて、一切の不安や恐怖が消えてしまっていたんです。
これから乗り越えなければいけない課題も、現状も何も変わってはいないのに、自分の体もこころも、とってもあったかいのです。あったかーく、包まれていて、自分は愛されているという体感だけが、この肉体を超えて広がるように暖かく広がっています。不安も、恐怖も、全く感じません。あまりに幸せでロシアコンサートを誘ってくださったMさんに思わず聞いてしまいました。『Mさん、私ねロシアから帰って不安とか怖いとか全く感じなくなっちゃったんだよ。すごーく幸せでしょうがないんだよ。私おかしいかな?とうとう頭がおかしくなったかな?』Mさんは笑ってましたが、おかしくなってないよ。ロシア本当にいけてよかったよね!と互いに喜びあえたのでした。
その頃から、確実に状況は変わっていきました。内的なことも、周りとの関係も、そして起業した仕事にも、芽がでてきたのです。


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